不動産の名義変更の費用について
「土地の名義変更は難しいんじゃないの?」と苦手意識を持たれている方はいらっしゃいませんか。
司法書士へ任せてしまうこともできるのですが、どのくらい費用がかかるのか気になりますよね。
今回は不動産の名義変更にかかる費用ついて、ご説明させていただきます。
▼不動産の名義変更の費用
名義変更時にかかる登録免許税と必要書類の発行手数料の2つについて解説させていただきます。
■登録免許税
土地や建物などの所有権が移る場合に、法務局(登記所)の登記簿へ不動産の所有権を記録して公示する必要があります。
この登記手続きを通してもらう際に生じる登録免許税は、必ず納めなくてはなりません。
また登録免許税は、名義変更が必要な理由によって異なる税率を固定資産税評価額へかけて算出します。
・相続…税率0.4%
※固定資産税評価額500万円だと→「2万円」
・贈与…2%
※固定資産税評価額500万円だと→「10万円」
・離婚…2%
・売買…2%
※売買時は土地であったり建物が一定の条件を満たした場合は、税率が異なります。
■必要書類の発行手数料
名義変更の必要書類は、区役所や市役所等へお願いして発行する書類が多いです。
地域により異なりますが、発行手数料は下記へ記載する金額が目安となります。
・戸籍謄本…450円
・除籍謄本…750円
・改製原戸籍…750円
・戸籍の附票…300円
・住民票…300円
・印鑑証明書…300円
・不在住証明、不在籍証明…300円
・固定資産評価証明書…300円
・登記簿謄本(全部事項証明書)…600円
・公図…450円
▼まとめ
不動産の名義変更には「登録免許税」と「必要書類の発行手数料」の大きく2種類が必要です。
名義変更は自分で行うことも可能ですが、負担も大きいので司法書士を頼ってみてはいかがでしょう。
不動産に関するご不明点がございましたら、ぜひ弊社へ気軽にご相談ください。